FXは長期投資には向かない

FXとは外国為替証拠金取引の略称である。

つまりある通貨とある通貨の交換比率の変動を予測し、

ある通貨を売ってある通貨を買うことによりその価値変動から利益を生み出そうという取引である。

例えば、日本人にメジャーな米ドルと円の取引であれば、円を売って米ドルを買ったとする。

すると仮に100円/ドルから101円/ドルになったとすれば、米ドルが1円分価値が上がったということであり、

その差額である1円×購入通貨分の利益を得ることができる。

説明すると簡単なように見えるが実際はそうではない。

なぜなら、FX市場は企業などが貿易などの決済を行ったりもするため、株式市場などよりも規模が大きい。

つまり、機関投資家であったとしても、大きな流れに逆らって通貨をコントロールするのは不可能に近いと言われている。

最近では、不正取引により逮捕されるケースもあるにはあるが、だれもコントロールできない分だけフェアな反面、

一気に情勢が変わるなどのリスクも包含している。

この一気に情勢が変わるというのがくせものである。

株式市場などを考えるとわかりやすい。

株式市場では、個別企業の業績は一目瞭然であり、比較することはそんなに難しくない。

しかしながら、それが国家規模になると比較するのは非常に難しい。

なぜなら、雇用状況から消費者心理などまで様々なファクターが内包され、その国の実力=その国の通貨の価値が反映されているのか判断できないからである。

いつ、どんな情報が飛び出してきて市場の心理の潮目が変わり、大きな影響を受けるかもしれない。

とくにレバレッジ、つまり借金をして取引をしているものにとっては数円分の変動でも大きなインパクトとなり、一発退場など珍しくもない。

これが、FXが博打の一種であると言われる所以である。

通貨は長期的にはインフレ率に従うと言われているが、短期的にはランダムであり、一般的にレバレッジを掛けてする取引であり、

長期的な投資には向かないというのは覚えておくとよいだろう。

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